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「まぜるだけ」の相互作用アッセイシステムとの出会い ―Alphaテクノロジーのご紹介
ライフサイエンス事業部 試薬チーム
嘉村 奈美
Alpha(Amplified Luminescent Proximity Homogeneous Assay)は、1994年にUlmanらによってLOCI(Luminescent Oxygen Channeling Immunoassay)法として報告されたテクノロジーです1)。パーキンエルマーは2000年から販売を開始し、Alphaアッセイ試薬、測定装置をトータルで提供しています。現在では、GPCRファンクショナルアッセイ、キナーゼアッセイ、ELISA、ヒストン修飾酵素アッセイなど、幅広いアプリケーションに対して、非常に数多くの報告がされています。
Alphaは、「ドナー」と「アクセプター」の2種類のビーズを使用する、non-RIのホモジニアスアッセイです。そのユニークな原理から他のホモジニアスアッセイ法と比べて、1)全長タンパク質など大きな分子の相互作用アッセイが可能、2)低親和性の相互作用もアッセイ可能、という点が特に優れています。本セミナーでは、Alphaの歴史的背景から原理、特長、さらには、近年注目されているタンパク質・タンパク質相互作用(PPI)スクリーニング系の例などをご紹介します。
1) Ullman EF, et al. “Luminescent oxygen channeling immunoassay: measurement of particle binding kinetics by chemiluminescence.” Proc Natl Acad Sci U S A. 1994 Jun 7;91(12):5426-30.
薬理アッセイ受託サービスを活用する
ライフサイエンス事業部 試薬チーム CDAS担当
三浦 研二
PerkinElmerは、Caliper LifeSciences社との合併により、NovaScreen社が1987年以来行ってきた創薬の初期段階の研究開発に有効な薬理アッセイサービスをCaliper Discovery Alliances and Services (CDAS)受託サービスとしてご提供できるようになりました。
CDAS受託サービスはお客様が開発された化合物を用いて、外注で幅広く薬理効果を検証したいときに有効なサービスです。アッセイに使用する技術は、パーキンエルマー社が販売しているRIリガンド、シンチレーションカウンター、受容体発現細胞などを用いたレセプターバンディングアッセイ、トランスポーターアッセイ、イオンチャンネルアッセイはもちろん、ラボチップ技術を用いたキナーゼアッセイ、PDEアッセイ、HDACアッセイなどの酵素アッセイ、その他セルベースアッセイ、In vivo発光イメージングによるアッセイなど、In vitroからIn vivoまでを幅広く網羅しております。
さらに、化合物自身を設計、合成することをフランスのPrestwick Chemical社の日本総代理店として受託することも可能でございますので、総合的な創薬の研究開発を受託サービスでお手伝いできる体制を整えております。
当セミナーでは、CDAS受託サービスを中心にご紹介いたします。
以上
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